「選ばれる自治体」となるために、行政・区議会改革は待ったなしです。
柔軟で機動性のある行政組織と、不屈の意志と優れた先見性のある議会。
日々この大田区で暮らす地域の方の声。
最先端の情報が集まる幅広い民間企業の知見。
国会、都議会との豊富なネットワークによる政策の動向。
どれが欠けても、大田区の将来を見すえ、他自治体の先を行く政策決定の議論はできません。
今期の4年間は昨今の子育て支援政策の盛り上がりに先立ち、大田区の人口動態の推移から10代以下と30代・40代の流出が超過していることを指摘。入学や住宅購入時に大田区ではなく他に自治体が選ばれていると推定し原因解明と対策こそが大田区の問題の本質であると糾しました。この質問から「子育て世代に選ばれる大田区」という議論が巻き起こり、区の基本施策の柱として取り組むことになりました。
また、子育て世代だけではなく、あらゆる世代・属性においても区がどのように評価されているのかを分析し本質的な問題解決に取り組むとともに、区外にも大田区の施策を発信し区のブランドイメージを向上させることで「区民満足度を向上させる」という提案も、もう1つの柱として打ち立てました。
これらの課題解決には区単独ではなく、国・都とも連携し部局をまたいだ複合的・多角的なアプローチと役割分担が必要です。今後もアンテナを立て最先端の知見と情報をキャッチし、議論をリードして政策実現に当たって参ります。