早い段階から品川地区の再開発やJR路線の再編成などの影響に着目。
警鐘を鳴らしつつも、時代の変化を先読みした大田区の特色ある産業政策を議会で提言してきました。
また、武道振興や文化芸術振興など、いままで議会で取り上げられることのなかった分野に積極的に取組み、大田区の新しい展開を描いています。
大田の台地部、平野部は優れた住宅地でありますが、近年ではこの地形がはらむ問題についても眼を向けていく必要を痛感しております。 特に調布地区、大森地区では急な勾配の坂が随所に存在し、災害時の避難や地域活動においても制約となっています。今夏猛威を奮った豪雨災害などに直面した際、低地から高所の避難場所まで、いくつもの坂を越えて移動するのは極めて危険な行為です。きめ細かい住民サービスと生活の安全に資する場を確保するべく、土地と施設の有効利用を模索して行きたいと考えています。
これら防災、防犯、子育て環境の整備など、生活に密接に関わる事柄について、地域の世代を超えた連携ほど力強いものはありません。 地域が協力することは「私たちが直面する問題に対してそれを乗り越えていく」という意思表示でもあります。
01
節度を超える蒲田駅のスカウト、客引き、違法風俗の勧誘など、悪化する一方であった蒲田駅前の浄化策を議会にて提案。家族連れや女性でも安心して歩ける駅前環境と、2020年オリンピック・パラリンピックを見据えた大田区のイメージアップのため、23区内で初の罰則つき「客待ち・客引き防止条例」を制定しました。
02
自転車駐車場が整備されていなかった東急池上線久が原駅、御嶽山駅に駅前駐輪場を整備。
放置自転車対策も少しずつではありますが前進しています。久が原駅についてはさらに1か所の増設が決まりすでに着工しています。また、公園整備に併せての増設も設置も検討しています。
03
待機児数の多い調布地区。全区的に保育定数の増強を推し進めていますが、久が原駅・御嶽山駅近くにそれぞれ中~大規模保育園を新規オープンします。併せて、周辺の児童公園の整備を行い、安全で安心な子育て環境を整備していきます!
04
虐待、ネグレクト、養育困難などで保護を必要とする児童に対し、大田・品川・目黒区を管轄する品川児相はすでにパンク状態。いち早く異常を発見し、迅速な対応を可能にするために児童相談所事務を大田区へ移管するよう協議を推進しています。
05
がん治療でもっとも大切なのは早期発見、早期治療です。働きざかりの方にも受診機会を確保し、地域偏在を解消するために受診枠を5,900人増の1,8000人(胃がん検診の場合)に大幅に増やしました。医師会に協力を頂きながら、受付期間も延長しより活用のしやすい制度になりました。
06
大田区の総予算のうち、約1/8が生活保護費にあたります。働くことのできる方、働く意欲のある方の就業を支援し、経済的に自立することで生活保護を脱することができるよう取組みを強化するための部署が、大森、蒲田生活福祉課に設置されました。
07
大田区ゆかりの偉人、幕末の雄である勝海舟の記念館を整備することが決まりました。老朽化の進みつつあった文化財である旧清明文庫(鳳凰閣)を改修し、歴史ロマンに触れられる充実したコンテンツを目指します。桜と並ぶ、調布地区の観光発信拠点としていきます!
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シネマの街、ものづくりの街としての文化を育んできた大田区。蒲田を中心にもっとも元気があった時代の熱気をモデルに、ものづくりとアートの融合を軸とした、大田区独自の文化芸術空間の創出に取り組んでいます。議会での精力的な働きかけが、文化振興担当課長職の新設に結実し、新しい大田区の魅力を国際的な発信していきます!