「安心」と「安全」に関する施策に加え、近隣自治体とも協力されて河津先生が取り組まれてこられました 「美しい多摩川100年プラン」、田園調布地区における景観保護、私たちの持つ自然と文化、歴史的な資産を活かし活用すること、 また守ることは、長い視点で見ていま継続して行い、引き継いでいかなければいけない大切な事業です。
大田区は23区の中でも多くの自然に恵まれ、海、川、山のすべてを備えています。 また、池上本門寺、洗足池、馬込文化村、多摩川台公園など歴史的な名所も点在しており、六郷、多摩川の花火大会、各所の点在する温泉、大田市場や羽田空港なども有力な観光資源です。これらの魅力を広く発信し、23区随一の観光エリアを目指していくことはこの地ならではの可能性を秘めたロマンあるプロジェクトです。
観光資源と並び、日本の産業の基盤を支えた中小企業の保護、育成は大田区が為さなければならない責務と言える重要な施策です。 大田の企業群の盛衰は日本の経済のみならず、国際競争力の維持、または安全保障分野にまで影響を及ぼします。 景気の影響を直に受けやすい中小企業に対し、短期的な景況に左右されにくい支援の仕組みを構築することは、大田区にとどまらず国家として取り組む事項だと考えます。
また、日々の生活に密接に関わっている地元商店街の活性化も、地域経済、生活の安定の側面から力強く推進していかなくてはいけません。活力ある街づくりは元気ある商店街なくして成り立ちません。地域に暮らす方々の生活を支える場にとどまらない、交流の場として明るく活気にあふれた商店街は、私たち大田に暮らすすべての生活者の財産です。 地域で築きあげる生活の「安心」と「安全」、都政、国政と協力して築きあげる経済の「安定」、この「安心・安全・安定」から生まれる新しい活力に資するべく、区民の皆さまと世代を超えて団結し、私は全力を以て取り組んで参ります。
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現在の田園調布特別出張所は築49年。バリアフリー化も遅れ、老朽化が進み、利便性にも不満の声が高まっています。地域防災力の強化の視点、また高齢者福祉の総合窓口である「さわやかサポート」の新設も含め、移転を視野に入れた建て替えを進めます!
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現在、大田区内の消防団に所属する多くの分団は、資材管理や待機場所、災害時の活動拠点となる分団小屋を持っていません(田園調布消防団の場合、9分団中4分団)。用地取得の柔軟性を高め、来る首都災害への備えに万全を期すべく、整備を進めていきます!
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前期に引き続き、駅前放置自転車の解消のため、さらなる自転車駐車場の整備を進めていきます。収容力の増強と利便性の観点から、地域に合った形での設置を検討していきます!
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大田の誇る町工場は全盛期の9,000件から3,000件強へと激減。時代と産業構造の変化に対応し、先進的なモデルを築く新しいまち工場の形を目指し、自己革新と事業承継をサポートしていきます!大田の誇る、日本工業の基礎である高度な技術の喪失や流出を食い止めるため、次世代の育成支援を力強く推進します!
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空き工場や倉庫も、工夫次第で新しい創造の場へ!工作や日曜大工などの区民開放や、アトリエ・稽古場として、熱気溢れるアーティストの活動場所として、閑散とした空き工場も熱気溢れる創造空間へと生まれ変わります!若者が集い、海外からの観光客からも注目されるにぎやかで明るい街を創ります!