早い段階から品川地区の再開発やJR路線の再編成などの影響に着目。
警鐘を鳴らしつつも、時代の変化を先読みした大田区の特色ある産業政策を議会で提言してきました。また、武道振興や文化芸術振興など、いままで議会で取り上げられることのなかった分野に積極的に取組み、大田区の新しい展開を描いています。
大田の台地部、平野部は優れた住宅地でありますが、近年ではこの地形がはらむ問題についても眼を向けていく必要を痛感しております。 特に調布地区、大森地区では急な勾配の坂が随所に存在し、災害時の避難や地域活動においても制約となっています。令和元年台風19号のような災害に直面した際、低地から高所の避難場所まで、いくつもの坂を越えて移動するのは極めて危険な行為です。きめ細かい住民サービスと生活の安全に資する場を確保するべく、土地と施設の有効利用を模索しました。
2期目では政務調査会長(2回)、副幹事長の職を務め、防災・安全対策特別委員長、都市整備委員長の要職を拝しました。路上喫煙対策、自転車マナーの向上など住み良い美しいまちづくりに尽力し、福祉分野においても特養待機解消のための制度改革、保育園の整備などに取り組みました。また、芸術振興や、読書文化推進のために図書館の在り方や書店支援などについても議会で取り上げました。
3期目では改選直後の連合審査会で代表質問を行い令和時代の議会のスタートを切りました。予算・決算特別委員会での16回の質疑をはじめ、代表質問2回、一般質問4回と壇上に立ち、区政の在り方を問いました。防災・安全対策特別委員長を再任、筆頭副幹事長、議会運営委員長を務め、コロナ禍に立ち向かいながら党務・政務に邁進しました。
台風19号浸水被害の復旧復興と対策に際しいち早く国の対応を求め、水門設備の更新や田園調布水防センターの設置を進めました。コロナ禍と物価高騰で疲弊した区民生活・区内経済を立て直し、子育て世代に選ばれる先進的自治体を目指して区政のブラッシュアップと、すべての世代の区民生活満足度の向上を目指しました。
01
節度を超る蒲田駅のスカウト、客引き、違法風俗の勧誘など、悪化する一方であった蒲田駅前の浄化策を議会にて提案。家族連れや女性でも安心して歩ける駅前環境と、2020年オリンピック・パラリンピックを見据えた大田区のイメージアップのため、23区内で初の罰則つき「客待ち・客引き防止条例」を制定しました。
02
自転車駐車場が整備されていなかった東急池上線久が原駅、御嶽山駅に駅前駐輪場を整備。
放置自転車対策も少しずつではありますが前進しています。久が原駅についてはさらに1か所の増設が決まりすでに着工しています。また、公園整備に併せての増設も設置も検討しています。
03
待機児数の多い調布地区。全区的に保育定数の増強を推し進めていますが、久が原駅・御嶽山駅近くにそれぞれ中~大規模保育園を新規オープンします。併せて、周辺の児童公園の整備を行い、安全で安心な子育て環境を整備していきます!
04
虐待、ネグレクト、養育困難などで保護を必要とする児童に対し、大田・品川・目黒区を管轄する品川児相はすでにパンク状態。いち早く異常を発見し、迅速な対応を可能にするために児童相談所事務を大田区へ移管するよう協議を推進しています。
05
がん治療でもっとも大切なのは早期発見、早期治療です。働きざかりの方にも受診機会を確保し、地域偏在を解消するために受診枠を5,900人増の1,8000人(胃がん検診の場合)に大幅に増やしました。医師会に協力を頂きながら、受付期間も延長しより活用のしやすい制度になりました。
06
大田区の総予算のうち、約1/8が生活保護費にあたります。働くことのできる方、働く意欲のある方の就業を支援し、経済的に自立することで生活保護を脱することができるよう取組みを強化するための部署が、大森、蒲田生活福祉課に設置されました。
07
大田区ゆかりの偉人、幕末の雄である勝海舟の記念館を整備することが決まりました。老朽化の進みつつあった文化財である旧清明文庫(鳳凰閣)を改修し、歴史ロマンに触れられる充実したコンテンツを目指します。桜と並ぶ、調布地区の観光発信拠点としていきます!
08
シネマの街、ものづくりの街としての文化を育んできた大田区。蒲田を中心にもっとも元気があった時代の熱気をモデルに、ものづくりとアートの融合を軸とした、大田区独自の文化芸術空間の創出に取り組んでいます。議会での精力的な働きかけが、文化振興担当課長職の新設に結実し、新しい大田区の魅力を国際的な発信していきます!
09
公共施設の整備が遅れていた田園調布地区に、地域交流・子育て世代の活動拠点となる総合文化施設の整備を決めました。これにあわせて、田園調布せせらぎ公園をリニューアルし、すべての世代が集い楽しめる空間を創出しました。
10
老朽化が進み、バリアフリー対応も不十分であった田園調布特別出張所を、新たな賑わい拠点となるせせらぎ公園に近い富士見会館を改修し移転することを決定しました。
「いかにも行政施設」といった建物にならないよう、田園調布にふさわしい明るく調和のとれたデザインを採用しました。
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地域防災の要である消防団の活動拠点となる分団本部建物の整備を進め、公園法の特例などを駆使し設置数を大幅に増加させました。活動資機材の管理を含め、消防団活動の円滑化・効率化が向上し、令和元年台風19号災害の際にもここを拠点に消防団活動が展開されました。
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保育所待機児童解消に向け、施設の倍増と保育士の待遇改善を進め、調布地区のみならず大田区全体として待機児童の名目上の解消は達成されました。現在は兄弟姉妹が同じ保育園に入園できるようにするなど、さらなる状況改善を進めています。
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令和元年台風19号による浸水被害を受け、復旧・復興にむけた国の災害指定を求めるとともに、浸水発生の原因を調査。水門の遠隔操作や排水ポンプ、監視カメラの設置とともに水災時の拠点および緊急避難所である田園調布水防センターを建設しました。
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デジタル教育推進と並行し、活字教育・活字文化の活性化を重視。特にまちの書店の減少に危機感を唱え、支援の必要性を論じました。中央図書館の在り方検討を進め、次の時代の図書館に役割・機能を再検討、学校との連携や行政情報の発信機能を持たせつつも内外に誇る読書文化の創造を提唱しました。
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30・40代の転出超過に着目し、令和3年予算特別委員会の質疑で提唱した「子育て世代に選ばれる大田区」というキーワードが区の基本方針となりました。
「可処分所得」にあわせ「可処分時間」の創出というこの視点に基づき、様々な施策展開が為されていきます。
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粘り強い取り組みが実を結び、新たな路上喫煙禁止区域の設定、公衆喫煙所整備と苦情の多かった路上に面した私設喫煙所の整理など、区内での分煙化が大きく前進し望まない受動喫煙の防止を推進しました。
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建替えを行うすべての区立中学校への武道場の設置を実現。23区で唯一区立武道館が存在しない大田区において、この実現に向けて現在も取り組み中です。
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いまでは当たり前である体育館への冷暖房の設置ですが、反対意見を押し切る形で全校設置を提唱、実現につなげました。